ちょっといいはなし
新緑
俳句
プロフィール
リンク
HOME > 国語科教育 >
国語科教室
国語力育成の段階
back 矢印 矢印 next マーク一覧表に戻る スペース
スペース スペース

国語力育成の段階(平成22年1月10日)

 学校が変わる、学校を変えるという大きな目標である。
  落ち着いて学べる学校の子供でよかったと思ってもらえる学校にしようと意志を統一した。その方向を、「国語力」の育成に方向を定めた。
  国語力の育成の育成、学校作りの方向と成立の筋道は次のようにした。
  第一段階は、学習の環境を整えることを大事にした。挨拶や返事、敬称で呼び合うことや丁寧語で話すことに力を注いだ。
  第二段階は国語科授業の改善である。一般に国語のよい授業のイメージは、活発な話し合いを通して主題や意図に迫る内容が深くなっていくように見える授業である。しかし、その子細をみていくと、問答だけであったり、教師のひとりよがりであったりする。国語科授業の充実が日常の言語生活を高め豊かにするという仮説を大胆にたて授業の充実を図った。
  第三段階は、多様な言語体験である。音読集会や言語力検定、ノート検定を通して、国語の勉強をすることの大事さに意識を高めた。たとえば全校音読の実施は、詩や古文を暗唱する、全校で音読する活動を通して国語を学ぶ喜びを共有しながら意識を高めることに役立つことが多かった。
  第四段階は総合的な国語力の育成である。国語科の授業を中核にしながら、学校の日常を国語力の育成に光を当てたことである。自分を適切に表現することの大事さを子供と考える機会を大事にした。このことで教師の言語力育成の関心は高まった。また、国語科の力を生かして他の教科でも生かそうと様々な試みをした。
  第五段階は、自らの言葉に責任を持つ子である。自分の言葉の及ぶ範囲を理解し、適切に使える子に育てるという方向で、国語科の授業の質を見直すことである。

 
TOPへ
Copyright(c) 2007 絆ー365日 All Rights Reserved
アマゾン