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国語の授業実践記録
第5学年 国語科学習指導案 詩を話題に(話す・聞く)
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 1,題材  詩を話題にして・・・・(話すこと・聞くこと)
 2,指導によせて
 「話すこと・聞くこと」の指導では留意することは次のことである。
○学習としての「話すこと・聞くこと」を意識させる。
 学習者である子どもが,学習の目的を自覚し,学習者としての責任を果たすという場作りを意味する。従って,学習の目的が明確であり,方法が具体的であることが大切である。
○「話すこと・聞くこと」は振り返りが用意でなく,瞬間的な活動の連続である。
 学習過程で,共有できるものが他の言語活動(書く・読む)と比べて少ない。受容の仕方も個性的であるという限界を理解しておくことが,授業に緊張感をもたせることになる。
○経験の豊かさが身に付く力を大きく関わってくる。
 方法を理解し,想定出来たとしても,経験が伴わないと力として定着がしない。また,相手,目的,方法,場や状況の意識が高くならないと力が定着しないことが多い。
○内容と技術が一体的なので自己評価力が求めれれる
 内容と技術が一体的なものなので力の定着が自覚しにくい一面がある。指導のポイントを明確にすることが大切である。
 「話すこと・聞くこと」の授業では,話題の面白さや内容の濃淡で目的を見失うことがある。子ども自らが力が身に付いたと自覚し,自信を持つことが大切である。学習活動として成立させるためにその限界を理解し効果的な仕組みを考えて必要がある。
 本学習は複数の詩を提示し学習活動を生み出すという方法を考えている。指導要領「考えた事や自分の意図が分かるように」ということを詩を選ぶという方法に置き換えたのである。「話の組立てを工夫する」は,方法を示し話し方に慣れさせる過程で,子どもなりの工夫がうまれるのではないかという期待を込めた学習活動を設定したいと考えている。
このことを受けて「目的や場に応じた適切な言葉遣いで話し」「話の内容を聞く」ことになるであろうという授業構想を描いている。
 話題となる詩は,多様な活動が生まれるように,幅広い範囲から選び子どもが興味を持つようにすることを大事にした。詩を話題に。して話す・聞くという活動が活発になればという願いからである。また,話し方についての補充のプリントは子どもの学習抵抗を取り除くことを目的にしている。
3,目標
 ○考えた事や意図が分かるように工夫をして,適切な言葉遣いで話すことができる。
○詩についての話し手の意図を考えながら話の内容を聞くことができる。
4,評価規準
ア,学習の目的や方法に興味を持って話したり,聞いたりして いる。
 イ,考えた事や意図が分かるように話し,話し手の工夫を考えながら聞いている。
ウ,話の中心や構成を考えて話したり聞いたりしている。
5,指導計画
1,複数の詩から一つを選んだ理由を話す方法をみつける。(1時間)
2,目的や意図を伝える話し方を考え合う。(1時間)
 
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