国語授業(往復メール)(2010/4/5)
初めてメールをさせていただきます。
私は、K市立M小学校で研究主任をしていますIと申します。今年初めて、K大附属小の研究発表会に参加させていただきました。
昨年度から、初めて研究主任となり、教科も算数から国語に変わった1年目ということで何から取り組めばいいのか悩み続けた1年間でした。しかし、発表会で小学校の取り組みを見て「これだ!」と思いました。
当日に頂いた本は、大変参考になり「京女式ノート」や国語教室のトップページで紹介されている3冊の本も、この春休みに読ませていただきました。
学校の課題は学力の落ち込みであり、家庭環境の厳しさでもあります。K大附属小の取り組みは、私立・公立関係なくどのような子どもの実態であっても、国語力を育てる本当に大切な取り組みだと思います。
挨拶や返事を大事にすること、日々の授業の充実、ノート指導などぜひ、我が校でも実践しようと思っています。また、研究の方針では、K大附属小の実践をM小でも、同じようにさせていただきたいと思っています。少しでも、あの研究発表会で出会った子どもたちのように生き生きと国語に取り組める児童を育てていけるよう校内で提案していきたいと思います。
研究発表会に参加させていただいたことで、研究で取り組みたいことが自分なりにはっきりとして来ました。本当にありがとうございました。
これからも、先生がされた実践を、4月から担任する5年生の教室で実践していきたいと思います。よろしくお願いします。
※ ※ ※ ※ ※
メールを拝見しました。ありがとうございましあた。
国語の授業が子供を変えると言う道筋が少し分かって来た段階です。ノートを丁寧に書かせるとか返事をしっかりさせるとか言うことも国語の指導であると考えると納得がいきました。
5年生のご担当で、既に4年間の学習スタイルができているので、いくつも壁があると思います。
しかし、丁寧な文字を書けば力がついている、大きな声で返事をすれば力が付いている。
難しい言葉を辞書で調べれば力が付いているというように当たり前と考えずに一つひとつ積み上げることから始めるとそれぞれの子がそれぞれの力で国語の力をつけていることが分かります。そううすると、時間が経つと、国語って大事と思える教室になります。
そこまでの時間がなかなかできないのです。また、メール下さい。応援させて下さい。
学習指導要領では、難しいこと書き、難しい勉強を目標にしたいます。しかし、その元がないとできる子の国語になりそうと思っています。ご縁をよろしくお願いします。
|