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言葉の使い方
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言葉の使い方(平成20年7月4日)

バスで帰ろうとしたら、学生が手を振ってくれた。授業中、よく反応する学生で、真面目という印象を持っている。しばらく、その学生の横で、しばらく、話をしていた。同じ学部の学生で、友達だろう、「先生に習ってるの」と確かめる会話が続くので、しばらく、横で聞いていた。
すると、「先生は怖い」という紹介。「出席の時、返事が聞こえないと叱られるの」と言う会話。「どんなに?」と尋ねる友達の学生に、「HEI」と書かれるの。「叱られる」「怖い」を再びいう。「こわいんやな」と納得した様子。
「HEI」は、返事の聞こえ方を「HAI・HEI・HAAI・HAi・HEEI」と書いたことを意味するらしい。「このように聞こえました」と事実を伝えた記憶はある。それを指導をしたと思っていても、注意をしているという気持ちはなかった。将来、教師を志す学生へ、「返事一つできない」と言われないようにという心配りだったが。
「怖い」「叱られる」では、ごんぎつねのごんではないが、「ひきあわないな」である。言葉が適切に使われていない場における、ヒガイシャ ?それとも、イイワケ?言葉の使い方は難しい。

 
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