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消しゴムを使わない
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 消しゴムを使わない(2010/1/2)
▼書くことを大事にするにつれて、書いたものを大事に読むという気持ちが高ぶってくる。だから、ノートを荒っぽく消している子を見るとはらはらする。こんなことを話題に職員室談義に花が咲いたとき、「私は、消しゴムを使わせません」という言い切りをしたのが図工の教師。小学生の頃、鉛筆の持ち方やノートの使い方を丁寧に指導をされる先生から教えを受けて育ったのが、この言葉になったらしい。勿論、恩師の指導が徹底していたことは、その後の中学、高校で役立ったとのこと。何が役だったのかは聞いていないが大体は推察できる。
▼子どもの筆箱の中には鉛筆と消しゴムが入っている。少し前までは、質素で素朴で鉛筆はHBかB。今は種類も多く、絵や香りもつき至れり尽くせり。しかし、学習の基礎である鉛筆や消しゴムにそれほど関心が持たれていない。正しく持つことに目を向けたい。また、華やかな筆箱で遊ぶ子を見ると、質素が一番だと思う。しかし、商戦はすさまじく、子供の心を捉える筆箱が店頭に並ぶ。ブリキのような筆箱があって、それが教室のあちこちで金属音を出していたのを思い出す。
▼手元には40年前の子どものノートかなりの冊数ある。すでに50歳台の昔小学生だったみなさんのノート。内容は、今の子どものノートとほとんど変わらない。丁寧な文字で書いているノート、文章はからは折々の緊張が伝わってくる。文字の丁寧さは時代を超えて心に響く。書いている内容は今の子供と変わらない。
▼見やすく整然としたノートの実際は、書くことで力を身につけていることが理解できるから。ノートを大事にするそな子供を育てたい。よいノートは思考力、判断力、表現力の源と考えている。手始めに消しゴムを使わないを提案したい。鉛筆の2本線で消すでいいと思う。

 
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