ちょっといいはなし
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 マイノート(26/01/05)

平成に時代が変わったときその日のことを書き残そうと心に決め1日1ページ始めた。初めは日記のようであったが、最近はすっかり雑記帳。メモや記録、独り言。その中に書き残した「ちょっといいいはなし」。

▼(その1)マイノートに視写をする時間を設けた。1冊のノートを美しい文字が整ったものにしようと取り組んだ。目的は集中力の育成。お手本は教師がつくる。子ども達は、お手本の文字をノートに刻むように写す。量を競うわけではない。全校が同一時間に取り組む。子どもにとっては、自分と向かい合う時間。鉛筆の音だけ響く、静かな時間。この静けさをの中で集中できる雰囲気がうれしい。1年間の学習成果は1冊のノート。手本の通りに美しい文字が並んだノートはそれぞれの学年の宝ものである。

▼(その2)少し前は、落とし物の中に大量の鉛筆があった。そのほとんどの鉛筆には名前の記入がない。ところが、最近、鉛筆の落とし物はゼロ。ある時期など、数か月に亘ってゼロが続く。快挙だと思っている。授業に真剣になること、持ち物の整理整頓をすること、名前を書くという約束が守れること。もちろん、一番、心を配ったのは、授業の終了時には筆箱に鉛筆を納めるようにしたこと。鉛筆ゼロの向こうにはたくさんのいいことがかくれている

 
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