授業の始まりによく使う言葉
「この間はどんな勉強をしましたか?」
何気なく使っていいたけど、「話す・聞く」の活動に目を向けるようになって
気になってきた。
今までは、何の迷いもなく勢いよく手を挙げる子に指名をしてきた。
しかし、発言の機会の多少によって力の付き方が違うことを知ってからは少し視点が違ってきた。
勢いよく手を挙げた子は、昨日の学習を振り返り、まとめて話す力を持っていると
判断できる。肝心なのは手を挙げない子。
先ず、この子が自分の理解の範囲で発表をする。足りないところを先の勢いよく挙手をした子が補う。
それは、教師が満足するこたえでなく、学習する仲間で生み出す知恵であるとしたら・・
指名は誰から?は小さい問題だが、奥が深い。
最近、こんなところにも目がゆくようになった。
学習の主体は子供という視点で見ていくと、陳腐な授業に
新しい芽があることに気づく。
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