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▼安心して学ぶ喜びを体験する場としての学校がおかしいとマスコミを通して教育批判が行われている。特に、「いじめ」である。「いじめはなくならない」が通説のように聞こえる。そうだろうか。


▼朝会で次の三つの話をした。一つは「いじめをしない」ということ。相手を傷つけることを意識して行うことは論外としても、何気ない言葉、いじめを意識していなくても、相手にとっては「いじめられている」という事が多いことはどの子にも知ってほしいと思い、色々な事例を挙げて話した。言葉や行動に気をつけようということである。二つ目は、いじめを受けた場合、一人で抱え込まないで、誰かに相談すること。この場合、状況をしっかり話すように努めること。三つ目は、友達に注意をしたり、話を聞いたりして、周りの人がいじめを放っておかない人間関係をつくるということである。言葉のもつ大きさを小さい頃から考えるようにしたいからである。


▼大事にしたいのは、敬語、とりわけ丁寧語を使って学校生活を送ろうという合い言葉で学校づくりを始めている。名前を呼ぶ時は「○○さん」、返事は「はい」、文末は「です」「ます」までしっかり言う。これだけで生活が変わる。本気になれば。「おはよう」は「おはようございます」まで。これだけのことで学校の雰囲気は変わるーーこんなことを付け加えて朝会の話を結んだ。


▼言葉は人間を変える大きな力を持っている。言葉を大事にするということは心を大事にすることである。言葉と心について、更に、具体的に見つめ考えてみたい。

 
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