パネルデイスカッションの指導(案)
「要旨をまとめる」ことをそのまま教えるのは難しい。
何かの活動に置き換え、それを要旨につなげるということが自然である。
参観した授業は、パネルデスカションの形態をとりキャッチコピーという活動で構成をした。
最初、4人でキャッチコピーを話題に話し合わせ、その後、質問や意見を交わす。その話題に
どの言葉を入れるかにして「要点」を見つけさせる。キャッチコピーに見つけた要点が入り、最初より
よく書ければよいという授業であった。話し合いで盛り上げたいという意図もあり、生き生きと思いを交わし合う
授業を創る見通しがあった。
パネルデイスカッションの指導を考えてみた。手順は次の通り
@教材を自力で読む。
A私が考える「パネルデイスカッション」を作る。
B教材の文章を手がかりに「パネルデイスカッション」の形を作る。
Cミニパネルデイスカッションをするために話題を決め役割を決める。
Dパネルデイスカッション繰り返す。
E教材を読み、自分たちの進め方と教材を比べる。
この方法のよさは、パネルデイスカッションをイメージして繰り返し体験をすることである、そのために教材は有力な手がかりになる。
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