「かんさつ名人」(2年 光村)の教材研究(24/05/03))
「かんさつ名人」の教材について次のようなことを読み取った。そのメモである。
@学習活動のねらい
授業のあと(単元)どの子もが、「きろく文の勉強」という言葉を使って学習内容が話せることである。記録文の勉強で大事なこととして「気がついたこと」「くわしく」を内容にしている。「きがついた・くわしく」を子どもが具体的に話せる、書けるというのが指導の目標になると教科書は示している。
A「かんさつ名人」というおおそれた言葉で子どもを持ち上げていますが、名人への道は遠い。「なろう」に力を置いて道半ばであることをいつも教える側は持っていたい。
二年生の観察は教科書でいえば、「ようす・うごき・ていねい」「あとで読んでもわかる」と指示をしている。結果として、「やさいも生きものを育てるときに役立つ」とあるが、これは少しむすかしいのであまり、深入りをしないことだろう。様子、丁寧は31ページのコラムにある。(整理の時、子どもの気づきを待つのがいいかと思います)
B教科書を読み込む。31ページの1段目の子は、観察への意欲(おそらく授業で学習した後の感想)2段目の子は、疑問(どうやって動くの言葉はあいまい)3段目は継続といずれも意欲を大事にしている。授業の目当ての一つは意欲であろう。
C教科書の活用。学習の実際は32ページ33ページに示している。ざりがにとかたつむりです。完成の形であるので、これを示しても、読むことの学習になる。そうならないためには、ら資料として活用するのがいい。日付、曜日、天気、何のことかわかる、様子、観察の仕方,観察の時の態度、分かるように書く、気がついたこと更に、34ページは継続のことまで触れている。全部教えようとすると負担が大きくなる。大切にしたいのは、35ページの、「知りませんでした」「様子がわかりました。」「においをかぐ」と観察の大事なことを文に使っていることである。交流の仕方をしめしているのも参考になる。
D授業では発見を大切にしする。思考力を育てることが新しい指導要領では大事になっている。観察する対象を決め、二つの文例を示して、よく分かるのはどちらというように比べる活動が効果がある。そのとき、「くわしく」は知りたいことに対してでを知らないこと、知りたいことを意識させると指導が明確になる。
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