最近読んだ本のメモです。
仕事ができる人・できない人 堀場雅夫(堀場製作会長)三笠書房
石橋をたたいて渡る?
「やったことがないのでわかりません」ではなく「誰もやったことがないからぜひ自分でやらせて下さい。」
喜怒哀楽を表に出せとは言わないが、根っから冷めた人は、先ず「仕事ができはい」人と思っていいだろう。
新しいものばかり追いかけている人
奇抜な発想・斬新な発想―自分の幸福を追い求めた結果が「新しい」ものである。自分の幸福とは生きがいである。
綿密に計画を練る人
優秀な冒険家ほど、なぜ人一倍「細心」なのか
成功の影に万全の備えがある。
アイデアを出そうとする人は伸びる
情報の引き出しを持っている人・・知識だけでなく経験という情報もある。
どんな仕事もソツなくこなす人
ゼネラリストになるには先ず、一芸に秀でることが大前提なのである。一科目は百点が取れる生徒は、努力し継続しさえすれば、他の科目でも必ず「百点」を取ることができるようになるはずだ。
得て不得手がハッキリしている人
未知の仕事であっても、それを処理する手順、ノウハウが応用できる。
トレンドに非常に敏感な人
情報を「武器」にできる人・雑学で終わらせる人
アイデアが次から次へ湧いてくる人
開発に成功するまでに一のエネルギーが必要だとすれば、商品を試作するのに十倍、それから商品化するのに百倍、最終的に利益がでるまでには千倍のエネルギーが必要。
ひらめきを養うにはとにかく一つのテーマに没頭することである
考えて、考えて、考えぬくのだ。結論が出なくてもけっこう。そのうち何かの拍子にひょいと答えがひらめく。「ひらめかない人」は「考えていない人」
失敗をすぐに忘れる人
24時間を1サイクルの気分転換・忘却力は記憶力と同様いい仕事をするための重要な要素なのである。
一流になりたかったら一流の人間と付き合うこと
何事もおもしろおかしくで判断せよ
勉強でも遊びでも共通していえることは主体性がなければおもしろくないし、伸びることもない。
10のことを12くらいに
ビジネスマンは、「会社」という舞台で演じる「俳優」である
仕事のできる人は常に周囲の反応に気を配っている。
会議は戦いの場である。
会議で自分から口火をきることは先ずないくせに、人が発言をすると必ず口をはさんでくるタイプがいる、このように人の意見も対してしか発言できないような人間は先ず、仕事ができないと思ってよい。代案ない反対は言いがかりである。
部下はそれぞれの分野に精通をスペシャリストであり。
自分の意見が言える人
知らないことがあったらすぐ調べるということを続けてきた。人と話していて知らない言葉やテーマを耳にすると、その日のうちに本屋に立ち寄って調べる。
成功した人間に愚痴の多いものはいない
部下を叱る
上司の力量は「叱るエネルギー」でわかる
部下に落ち度があっても叱ることができない上司がいる自分に自信がないからだ
スタンドプレーをする
「アリの理論」という組織論があって、働きアリの集団には必ず「2対2対6」になる。優秀なアリが2.落ちこぼれが2
・どっちつかずのアリが6」
偶然の成功はあっても偶然の失敗はない
わがままな社員は必ず出世する
自分のわがままを通すにはそれに見合うだけの力量が要求される。いつも脚光を浴びる花形部署にいる人は仕事ができる人である。
つまらない仕事をどうこなすか
「おもしろい」のでなく「おもしろがる」
最初は乗り気でなかった仕事も次第に興味が湧いてくる。
好きな仕事にだけ情熱を傾ける人より、嫌々ではじめた仕事に途中から興味を持った人の方が伸びることが多いのだ。
「嫌い」が「好き」に変わるという落差が、仕事に対する興味と研究心を刺激するからである。
仕事ができる人は、仕事が「好き」になるのがうまい。
ビシネスの要諦は「見切り」にある
見切りとはこれまで注ぎ込んできた資金や時間努力、あるいは手にするであろう利益を一切捨てることだ。継続することに危惧をかんじたなら迷わず見切ることだ。
短所さえ「武器」にする
「一つのことがダメだったら次の手を打つ」という機転の早さ、発想の豊かさは大きな武器になるはずである。
無駄な努力はするな
短所と長所は表裏の関係にある。短所と長所は正邪ではなく両立するものである。
一つのことにしつこい人・・・大きな仕事をする人
叱られたからやめとこかではいい仕事ができない。
「やるかやらないか」ビシネスにおける決断は
基本的にこの2者択一である
その場ですぐ決断する人
CM製作の会議で3曲から1曲を選ぶことになった。
・作曲者の表情が変わった。
・ 決断の早さには積み上げがある。
自分がだまされるくらいのホラを吹く
決断の速い人は、先ず大風呂敷をひろげ、そのあとどうやるかを考えることが多い。逆をいえば、どうやるか細部まで考えず、直感で判断を下すから、決断が速くなる。
答えは15分で出る
時間を区切って集中的に考える習慣をつける。
アナログ発想・デジタル発想
過程も評価の対象と考えるのが「アナログ発想」で結果だけをすべてと考えるのが「デジタル発想」である。
「メダカはメダカ」の情報しか得られない
群れを作らないということは他のものと分け隔てなく共生していることである。
排他的なひとは、情報が偏る。
完全主義者の仕事のできる上司なし
どんなテーマでも積極的に自分をアピールする
スポーツ選手は勝つことで自信をつける、ビジネスマンは成功体験の積み重ねによって伸びていく
常に「なぜ」で考える癖をつける
小さいミスをほど自分の勉強のなる。大きいミスは気が動転してパニック状態になり原因分析が不可能である。
|