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国語科教室
6年生という子供たち
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 六年生は身体的にも見違えるように成長し、思考も時間的・空間的にも広がります。
たいていのことは、自分でやっていけるという自信が生まれ、身体的な力量という点か
らも大人に近づいた自分を知るようにります。
 六年生の担任は、この心と体の発達特性を理解し、子どもが自分からやる子を起こし、
自発的・自主的に取り組むようにするための指導や助言が必要になります。
一人一人が誇りとしているものやその子の持つ良さや可能性を伸ばし、自信
を持たせ、日々を充実して過ごせるような配慮が大切です。

 学級経営においては、かけがいのない「わたし」であり「あなた」であることを互いに
理解し合う事から始まります。自分に対する仲間の評判を気にし始め、仲間の是認をれる
事が、六年生の子どもにとって重要な問題でもあるからです。
「楽しい」ということは、自らの力を思い切り出し切ること、それが、自分の成長と集団
の向上に役立っていることに気づくことです。学習や生活に見られる、様々の出来事を、
この視点から掘り下げていく姿勢が大事です。

例えば、入学式前日は六年生だけ特別に登校し、入学式の準備を始めます。新学年に向かって
動いている学校で、入学式という大きな行事の準備をするということは、6年生の誇りとして
自覚をさせるのです。かつて担任した子が
「何で、僕らだけ手伝うの?」
と不満をぶっつけた子がありました。
「不満かな。この学校の歴史は誰が作ってきたか考えよう」
といって一年生の頃を思いださせました。

椅子を運ぶ、掲示板を飾る、掃除をする等を通して、学校を一番身近に感じるだけで、高学年
の自覚が生まれる条件は整っています。入学式場として整っていない仕事をする前の体育館と
入学式場として整った体育館を比べさせるだけで、自分の力が集団に役立っていたという喜び
を感じるものです。
6年生最初の作文は「入学式と私」です。

 
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