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 個に応じるということ
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個に応じるということ(23/8/2)

少し個性的な調査をしました。その結果、次のことがはっきりしました。誰も思っていることですが、改めて、100日ほどかけて実態調査を繰り返した結果ですから確かです。

タイプ@ 覚える、書くという活動にはあまり関心を示さないタイプです。関心がないことの原因は個々の学習履歴によります。日々の学習を丁寧に積み上げていけば力が育つ可能性を持っています。しかし、気持ちが学習に向かないのです。しかし、何かのきっかけや具体的な方法を得ると、学習のおもしろさに気づき、自分の力に自信が持つ潜在的な力があるます。可能性を備えているタイプです。
タイプA 覚える、書くということに関心の有無を超えて、自分で判断することに臆病なタイプです。自分から進んで行動するということに対してムラあります。学習をしないといけないなと気持ちを強く持っているのでタイプ@とは少し違います。しかし、よい考えや役に立つ話を聞いても自分から活動することに積極的ではありません。
学習履歴のなかで、少し厳しく指示や指導を受けると取り組む、指示をされないと行動をしないという慣わしが身についてしまったようです。
可能性を備えています。しかし、自分で考え切り拓くことの気づけば、学力を伸ばす力があります。しかし、現在では、そのとき、その場をしのいでいるので、覚えたこともその場限りになります。「いわれたから」という依頼心があるからです。自分で考えて行動するより、指示通りにすることの方が無難なことを知恵として身につけたからでしょう。
タイプB 自分の力を伸ばそうという気持ちを強く持っています。しかし、気持ちが行動になるには時間がかかるタイプです。よいと思ったことを、粘り強く続けることには淡泊な部分があるので、大人からみると、もっと頑張ればいいのにと思えることことが多いのです。力や可能性を持っていますから、少し役に立つヒントや方法を見つけると、新しい気持ちで学習に取り組むみます。反面、今の力よりもさらに伸びようという気持ちにはおおらかです。細かな指示より、方向に誤りはないかとかいう指導を受けたり、考える筋道のヒントを得ることにより力を伸ばしていきます。
タイプC 好奇心と意欲、活動力があります。指示を受ける前に、何をするべきかということを判断し覚えたり書いたりすることに積極的です。知識や技術に対する関心が強く、必要なことへの直感力、判断力あります。小さなヒントを見逃さずを大きな力に変えていくエネルギーを備えていくタイプです。学習に対して安定感があるので、自力で力を伸ばしていきます。

 
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