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 求人広告(26/11/18)

子どものエネルギーは弾ける。特に、ちょっと面白いと思えることがあると、限りなく燃え、弾ける。指示をされて何かをするより、自分から求めて行動をした方が活動には勢いがある。それは、何かをしたいという強い願いがあるからであろう。その何かは、偶然のように見えるが、実は、繊細な仕掛けがある。それが、楽しい。
学校の掲示板の一つ。それが、あまり活用されていないことに気づき、「今週の詩」を紹介することにした。その時、思いついたのが子ども達の手を借りること。大々的に求人広告を貼りだした。
○求人広告・ボランテイ ア募集・条件
@字が丁寧に書ける人
A一週間に五分ぐらい時間がとれる人
B途中であきらめない人 」
このような遊び心にのって来るのは四年生で、早速、四人の子が応募してきた。その子達に、詩集や子供俳句集を一週間に一回以上掲示板に紹介をすることを依頼した。少し格好をつけて委嘱状などを持たせた。
自分から応募してきたというエネルギーが、掲示板に落書きをされたも弱音を吐くことなく続けて仕事すると力を生み出した。
個の呼びかけににたようなことを学級通信から見つけた。
「先生と交換日記をしませんか。会費無料。得点は、先生から返事がもらえる。資格は、このクラスの人なら誰でも。始まりはm日記を書こうとしてその日から。」
「交換日記」という名の日記を書かせるがおもしろい。が、それ以上に、子供に選択させるという方法が、「日記を書きなさい。」という指示より楽しいなと思った。事実、そのクラスの日記の提出率は、指示をして書かせた時より高かったという。

 
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