道徳と子ども理解
「ぼくの気持ちがわかってもらえる」「友達と話をするのが楽しい」と子どもと教師、子ども同士がが思えるようになったら、学級づくりは成功です。心が通う学級に育っています。心が通う学級は相手のことを理解することから始まるからです。
子ども同士、あるいは、教師と子どもが心を通わすためには、学校という場では、自分の気持ちや考えをしっかりと表現することの大事さに気づかせる必要があります。学級には、意地悪したりわがままを言い仲間から外れようとする子もいます。その子らを支え励まし、学び合う喜びに気づかせるのが道徳の授業です。
道徳の授業をすれが急によくなるというものではありません。行動や言葉の背景を理解し合う耕しの時間でもあるのです。「あなたのしていることは正しいように見えるけれど、みんなには楽しそうには見えません。」といえる教室が道徳授業を支えます。
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