「有意義」な週番　（５年　Ｄ男）

　ぼくは、今までの週番の人のスピーチを聞いてきて「協力の大切さ」が何よりも大切なのだということが分かりました。一週間前、初めて次の週番が僕であると知って、はらはらどきどきしました。週番一日目。初めてなので戸惑うことばかりでした。
しかし、結果的に一人で仕事をする日が何日も続きました。でもやはり、小学校生活で一度しか経験できない週番を有意義なものにしたいという気持ちでいっぱいでした。そんなことを考えながら見回っていたら、あるとき、ある一つの教室に目がとまりました。それは先生がいなくても、自分から掃除を手伝っている姿でした。すると手伝ってもらう人も手伝ってもらう人も笑顔になっていました。それはまるで気持ちが晴れやかになるような姿でした。放課後そのクラスに入るとなんだか気持ちがひきしまるような気がして、また明日も頑張ろうと思えました。
この週番では、自分から進んで何事もするとみんなが笑顔になり、見ている方も心が温かくなることが分かりました。一週間貴重な経験をさせていただきありがとうございました。