すれちがい(23/10/23))
1学期の出来事です。ふとした思い違いで気持ちがすれ違ったできごとがありました。担任の先生が、話を整理し、二人がこれから仲良くするにはどうしたらいいのかを指導をしました。学校で見ている段階では、二人は、その行き違いを契機に仲良しになって、楽しそうに、図書館へ行ったり、運動場で遊んでいました。
ところが、二人の気持ちのすれ違いだけがお母さん方の話題になっていることが耳に入ってきました。どうやら、二人が仲良しになるまでのことを、クラスの子どもが断片的に伝えたことだけが残って、仲良しの事実は伝わっていなかったようです。噂というのは一度流れるとどうしようもありません。
この1学期の出来事の場合、子どもが、自分の事であれ、友達のことであれ、しっかりと責任を持って話していなかったことに原因があります。また、中途半端な話を、さらに大きく広げていることに気づかない噂も原因です。少なくと、言葉に責任を持つことを大事にして、やる気のある子どもや学級、さらに、先生の意欲を摘むことのないようにしたいものです。 |