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親子日記(26/01/21)

教室には様々な出来事がある。その中で見つけた「ちょっといい話」のいくつか。

▼(その1)「小学校の子どもが通学途中でハラハラするような行為をしています」という意味の電話を市民の方から頂く。目の届かないところで、安全について気配りをして下さっていることに感謝して電話のお話をお聞きする。電話の後、全校放送で、あるいは朝の打ち合わせで、心当たりの子を尋ねる。ほとんどの場合、すぐに、「そのお話は、私だと思います」と伝えにきてくれる。正直に言ってくれるので、他の子を疑わなくてもいいこと。人捜しをする時間が省けること。正直はいいことがいっぱい。

▼(その2)ある日の親子日記の話題。子どもが自分から話すまで見守って下さいというお願いをしたことがある。いつまでたっても話してくれない。不安が多い。しかし、じっと待っていたら、ある日、突然、学校のことを話し出す。驚きとうれしさで聞き浸っていると次の日も次の日も。話のシャワーです。子どもが話を生き生きとするのがうれしいと、日記に書いてあった。「待つというのはこういうことだったのですか」という感想を添えて。「今日は、いい話がいいの?困った話でいいの?」と時々、お母さんにリクエストを求めるそうです。聴き方上手のお母さんです。(

 
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