学力向上の取り組み(24/07/06)
1、学力向上の取り組みと管理職の役割
学校づくりのキーワードは「丁寧」である。丁寧に子どもを指導する、丁寧に授業をすすめる、丁寧に保護者と関わる。そうすると、学校の日常の粗さが気になってくる。行動の粗さ、言葉の粗さ、仕草の粗さなど。管理職の経験で覚えていること。
学力向上でいえば、教えたこと確実に習得させる、習得したものを形にする。学校が当たり前に、勉強をすれば利口になるという雰囲気を作る。方向付けが管理職の仕事である。
2,授業を大事にする学校をつくる
授業を参観し、その記録をその都度教務主任が発行して、授業が大事を共有した学校がある。研究発表会を開き、「うちの学校はすごい」と子どもが誇りに思わせた学校がある。保護者の参観授業でよい授業を公開し信頼を得た学校がある。
生活指導で手に負えない子どもの保護者には、授業を話題にして、どのように勉強をすれがよいかということを示唆すると保護者の方から、生活の仕方を話題にするようになった学校がある。若い先生対象に、寺子屋式に勉強会を開き意欲を高めた学校がある。よい授業のイメージを作らせるために先輩の模範授業を参観させて方法を会得させた授業像を共有した学校がある。
3、学校作りに若い力を活かす
ベテラン教師を全面に押し出し、誇りを持たせる。若い教師に責任ある仕事を任せ、ベテランに指導を受ける必然性を作り出す。校務分掌の活動を活性化させるための創造的な教育活動をする智恵を出し合う。若い力に任せる。トラブルに対する対応は、学習としてとらえさせる、微視的でなく広い目でみていくことを大切にする。
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