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国語の授業開き(3年生)
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3年生の授業びらき「わかば」 (平成27年4月2日)

○どんな勉強をするのだろうとわくわくして始まる第一ページ「わかば」の詩が飛び込んでくる。声に出したい。読みたいというい気持ちが弾ける。
○「読める人」といえば全員が手を挙げる。挙げない子もいる。誰かに充てると、当たらない子の方が多い。誰だって一番充ててほしい。当ててもらえず立ち直れる子はいい。しかし、そうでない子もいる。「元気がいいね」と満足しているのは先生だけかもしれない。当てて欲しいための競争が始まる。手の挙げ方からわかる。自分のアピールの仕方が上手な子は当てられる。そうでないと、今年もだめかと意気地がなかった?年生に心がもどってしまう。「3年生はがんばってね」というお母さん言葉で張り切ってきたのにと思っている子どもの心を先生は知らない。
○もし、賢いと思われている子が初めに当たったら、「やっぱり」となる。当然上手に読める。また、先生は一言「3年になると上手に読めるね」と。次に当たった子は、上手でないとしたら、「がんばろうね」と声がかかる。明らかに「上手でない」ことをいいかえただけだけである。つまらなさそうにすると「横をむいてはいけません」と注意を受ける。注意をされるのはいいけど、隣の子も横を向いている。なぜ、ぼくだけ注意を受けるのという疑問が残る。
○こんな脆い子どもの心を抱える自信がなければ、「先生と一緒にノートに写しましょう」でいい。比べるものは何もない。丁寧に写すように先生が、黒板に書けばいい。上手な子もそうでない子も真剣に書いている。教室が静かになる。「こういう静かかな時間があると落ち着くね。」と「落ち着く」という言葉を教えればいい。「先生の言ったととおり書くのだよ」と言い、それができれば「指示が聞ける子になったのだよ」と成長を教えたらいい。自分勝手に早く書こうとする子がいたら、「みんなと一緒が今日のめあて。」「早く書けるのだから丁寧に書こう」と指示をすればいい。上手に書ければ、ほめればいい。その場合、明らかに文字ではあまりほめてもらった経験がない子のほうがいい。一生覚えているはず。そんな幸せな仕事が今日から始まる。
◎指導過程(3年の授業開き「若葉」一時間の指導過程)
@先生と一緒に丁寧に写させる。
Aノートを声に出して読む
Bノートに写した詩に、好きな言葉を見つけて線を引く。
C言葉からイメージしたのをノートに書き加える。
・「若葉」の言葉から、思いつく言葉書く
・「晴れ晴れ」から思いつく言葉を書く
D教科書の音読をする。・・・授業の振り返りを書く。
E振り返りを書く。
◎ノートを集め、「若葉」「晴れ晴れ」から連想して言葉を、プリントにして翌日の 
授業の初めに配る。(ノートに貼れる大きさににしてプリンをノートに貼る指導をする)
◎次の日、プリントを音読する・・・クラスで見つけた言葉の数として記録しておく。

 
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