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国語科教室
新しい風
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 ▼ある文集から引用
   「ぼくは、春を見つけにいきました。お日さまがぼくたちをむかえてくれました。
   お日さまのよこにうらしまたろうのりゅうぐう城のような長浜城がありました。と
  よとみひでよしがはるのひざしにつられてでてきそうでした。(3年)」 
  ゆったりとした時の経過を感じる作文。簡潔に、春を綴っている。

▼「クラブはどのようにきめたらいいでしょう。」「はじめて、がっこうにきて、きょうしつに
  はいったら、じぶんとおなじようちえんのひとがすくなくて、しっていつひともすくないん
  だけど、ともだちはどうおやってつくるんですか。」学校生活の疑問に答える文をかくとい
  う説明文題材。(北島雅春さんの実践)
 
▼ポスターの写真や絵だけを提示して、何を目的にしたものかを考えさせ、その根拠を
分かりやすく書かせる作文。新聞のスポーツ記事をもとに、負けたチームの立場で、見
出しを考え、新聞記事を作り変える作文。「テレビと新聞」を比べ、討論会をした後、その
学習経過を振り返り、自分の考え方の変容をまとめる作文

▼作文は好きでないという子どもに書くことを厭わないようにしたいと考え、書きたくなる
題材や方法を探すようようになってから久しい。今後、「伝え合う」ということを軸に材材を
考えると、手紙、報告、新聞と作文教育に新しい風を感じ胸が躍る。

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