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国語科教室
分かる授業は言葉の力を育てる
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分かる授業は言葉の力を育てる(23/9/11)

@分かる授業は授業の仕組みが構造的である。
今、何を学んでいるのかということを明確に示すことが分かる授業の始まりである。
授業の仕組みは簡単な方がいい。読む、書く、話す。
A分かる授業は何を学んだのかを形で残す。
学習感想にその成果が表れる。何か分からないがんばったというより、具体的な方がよい。次のような感想が書けると安心する。
授業は、「こわれたすいどう」(谷川俊太郎)の音読である。音読を軸にしながら、語彙を広げたり学習のしつけに心を向けたりした授業である。

○感想1
いろんなことを教えてもらいました。書く勉強とか聞く勉強とか声を出す勉強とかをしました。わたしは、質問の仕方を教えてもらったのが一番よかったと思いました。小さい声だって、聞こえないときには、「もう一度言ってください。」と言ったほうがいいと教えてもらいました。命令しているみたいでなく、「もう一度言ってください。」は、頼まれた人も、すっきりするからです。
○感想2
今日5時間目に、国語の勉強で、詩の勉強をしました。ぼくは日直でしたm
はじめに、声を出したり、手を挙げたりする練習をしました。「上手。」と言ってくれました。うれしかったです。
次に、漢字の勉強をしました。「壊れる」という字を勉強しました。つちへんに十を書いて、目を横にした字を書いて衣を書きました。「壊」という字を覚えてから、「こわれたすいどう」という詩を勉強しました。詩に□のところがあって、「そこにあてはまる言葉は何か。」と、僕たちに聞きました。みんなにあててくれました。ぼくは、「ボチャン。」と発表しました。みんなでいっぱい発表し合ったら、吉永先生が答えを言ってくれました。 最後に、吉永先生は宿題を出してくれました。それは、うすい字で書いてある詩をなぞる宿題でした。ぼくは、この勉強で、「壊れる」という字がわかったし、質問の仕方も分かったのでよかったです。
○感想3
はじめに返事や名前を言いました。次に、漢字を教えてもらいました。その次に、詩の勉強をしました。「こわれたすいどう」を教えてもらいました。「谷川俊太郎さんは、全部ひらがなで書いてありますね。」と吉永先生が言われました。私は、ホンマやなと思いました。
「こわれたすいどう」を思い浮かべようと思ったときに、なかなか思いつきませんでした。次に、吉永先生は、「どんな音がなっているかな。」と質問されたので、私は、「チャポン。」
と言いました。
○感想4 
漢字、聞く、書く、質問の4つの勉強をしました。最後に一人ずつ感想を言いました。ぼくは、「漢字の勉強で壊という漢字を知ってうれしいです。」と言いました。
○感想5
服部 ゆう「吉永先生に授業をしてもらって」
詩の授業でした。「こわれたすいどう」という詩でした。はじめに「壊れる」という漢字を覚えました。それから、返事の仕方、名前の言い方など、まだまだいっぱい教えてくれました。「です」とか、「ですか」と言わなかったら、もう一度言い直させて、他の子にもあてて、覚えるように同じ言葉を言わせるところです。緊張したけど、「壊れる」という漢字が覚えられて、よかったと思いました。これからも先生に教えてもらったように、きちっと返事をしたり、「です」「ですか」などと言おうと思いました。

B分かる授業は満足と納得がある
感想に見られるように、学習全体から自分の学力を伸ばすことに目を向けている。これが満足と納得である。

 
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