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新学期という節目(05/4/06)

小学生の頃、母が「明日から学校が始まるから頭を刈ってあげよう」
と、バリカンを持ち出し庭で散髪をしてくれました。
その頃は、理髪店へ行くより家で刈ってもらうことが多い時代でした。
散髪をするときは、お正月か祭りか・・等、家族にとってとても大事な節目の時でした。
その節目の一つに、新学期がありました。
散髪をしながら「あすから、新しい気持ちでがんばるのだぞ」というメッセージを受け止めたものです
あれから50年以上経ち、時代も変わりました。

今日は始業式。子ども達の中に、おそらく昨日理髪店へいったであろう子がたくさんいました。
「明日から新学期」という緊張感を持って始業式の前日を迎られた様子が
伝わってきます。
期待の大きさを感じて新学期を迎えました