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「ふきのとう」・・・「ごめんね」の読み方(05/04/29)


久しぶりに授業をしました。「ふきのとう」
子供達は大好きです。
「みんなで一緒に読めますか」と尋ねると、気持ちを込めて読んでくれました。
音読は完成です。そこで、速く読んだり、ゆっくり読んだり、感じを込めて読んだりと
色々な読みのお手本を示しました。
素直について読んでいました。
その間に子供の観察です。自信を持って学級に存在感のある子、少し引っ込み思案の子、集中力を欠く子等。
次は好きなところを発表させました。

「竹やぶのかげになって お日さまがあたらない」
とざんねんそうです。
「すまない。」
と、竹やぶが言いました。

このところを学習です。先ず「ざんねん」と「ざんねんそう」を板書しました。
でも子供にとってはあまり違いは関心なさそうです。深入りはさけました。
つぎに、「すまない」の音読を座席の右端の順に読ませました。
「すまない」・・小さな声の読みだったので。「小さい声で言いました」と板書。
「すまない」・・次々とどんな読み方か聞いた子に発表させました。
「ゆっくり・すまなさそうに・小さなこえで・あやまるように」などが出ました。私は「大きな声で」読んだりして、色々な読み方があることに気づかせ、板書。それをノートに写さ、自分の一番気に入ったものに○をさせました。
書く活動・選ぶ活動の導入です。学習のペースを上げて、関心が他に動かないようにしました。

少し学習の意図が理解できたようです。「日があたる」って意味に触れたおまけの学習も真剣に考えてくれました。「ボールがあたる」「車にあたる」「かぜにあたる」「ストーブにあたる」等々。

残り8分。ノートの点検です。黒板が丁寧に写せているかどうかをノートで確認です。
列毎に並ばせ、待っている子は読書に充てました。最後の子のノートに○をした時、チャイムが鳴って、一分過ぎでした。ノートの点検の時間の見通しが少し甘かったかなと主いましたが授業者は結構満ち足りた時間でした。